こんにちは。shinです。
今日はこの本を読みました。
元々読みたいなーと思っていましたが、今が読み時かなと思ったので読んでみました。
この本は歌手の浜崎あゆみさん(以下、敬称略)について書かれていますが、事実に基づくフィクションとされています。
どの部分がリアルでどの部分がフィクションなのかは分かりませんが、大枠はリアルだろうということで感想を書きたいと思います。
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読み終わった率直な感想は、
今まで浜崎あゆみのことを全く知らなかった!です。(感想が薄っぺらく聞こえると思うけどこれに尽きる)
僕は今26歳ですが、物心ついた頃には既にスーパースターでしたし、THE・芸能人といった印象しか持っていませんでした。
しかし、この本を読んで分かったことは、元々は普通の女の子だったということです。
本のタイトルは『M 愛すべき人がいて』であり、帯の部分には「自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました。」とあるので、そのままですが、誰か一人の男性をめっちゃ愛していたんだろうなーという軽い気持ちで読み始めました。
しかし、読み終えた後は、生まれながらのスーパースターという印象は完全になくなりました。
これは全く悪い意味でなく、浜崎あゆみも元々は普通の女の子であり、努力をしたから今があり、恋愛にも葛藤することがわかったからです。
この本を読むまで何も知らなかった僕ですが、誤解を恐れずに言えば『浜崎あゆみ』という歌手は『M』と名付けられたある一人の男性ありきだったということがわかりました。
その『M』というのは、当時エイベックスの専務だった『松浦勝人(まつうら まさと)』という人物であることが書かれています。
浜崎あゆみは松浦氏のことを「マサ」と呼んでいます。
この二人の出会いは、ヴェルファーレというディスコのVIPルームです。
当時、既に超有名だった松浦氏(30か31歳)がいたVIPルームに、事務所には所属していたが全く有名ではなかった浜崎あゆみ(16歳)がフロアスタッフに案内され普通の客として入ったのが最初の出会いです。
浜崎あゆみはこの松浦氏にプロデュースされ、有名になっていきます。
また、浜崎あゆみは松浦氏に惹かれ、後に付き合うことにもなります。
(※二人の様々なエピソードはこの本の一番大事なところですが、ここでは書ききれないのでご自身で読んでみてください。)
浜崎あゆみが歌手になった経緯も全く知りませんでしたが、それと併せて驚いたのが、浜崎あゆみが作詞した歌詞は松浦氏に向けて書いたラブレターだったということです!
浜崎あゆみは松浦氏に詞を書いてみろよと言われ書くことになりますが、自分の中にある想いをそのまま文字にすることしかできないと松浦氏に対する気持ちを歌詞にします。
それを知ってから改めて曲を聴くと、より切なさというか心が締め付けられるような感覚になります。
本の内容から推測するとおそらく浜崎あゆみと松浦氏は99年か2000年代初頭に別れています。
デビュー時点から松浦氏の存在ありきだったことを考えると令和を迎え2020年に入ろうとしている今現在、どんな気持ちで浜崎あゆみは歌手をやっているのか考えるだけでも胸が苦しくなります。(余計なお世話です)
⇨と、思ったけど改めて本の序章を読んでみてそんな心配は不要かも。
わかりづらい文章になってしまいましたが、とにかく僕が言いたいことは、
・浜崎あゆみは普通の女の子だった
・歌詞は松浦氏に宛てたラブレターだった
⇨この二つを踏まえて曲を聴いてみて!きっと今までと違う聴こえ方をすると思うから!
ということです。
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今回もお読みいただきありがとうございました。これにて失礼いたします。
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富山のスタバにて『M』を聴きながら…
(意味深)
では、また!